スタッフ全員が女性。チームビルディングの秘訣とは?【アピッシュ シェリ/店長 伊東香里さん】 - tredina(トレディナ)

スタッフ全員が女性。チームビルディングの秘訣とは?【アピッシュ シェリ/店長 伊東香里さん】

スタッフ全員が女性。チームビルディングの秘訣とは?【アピッシュ シェリ/店長 伊東香里さん】

サロンワークをはじめ、幅広く活躍されている美容従事者の中から女性ならではの『仕事にまつわる考え方』と、『キャリア形成』についてインタビューレポート。今回のゲストは、銀座「アピッシュ シェリ」の店長、伊東香里さん。女性のみが活躍するサロンならではの、働きやすい職場づくりとコミニケーションメソッドとは。

アシスタント含め、スタッフ全員が女性というヘアサロン、「アピッシュ シェリ」。スタイリスト9年目にして一等地である銀座の店長を務める伊東香里さんは、女性ならではの細やかな気配りが行き届いた空間をお客様へ提供できるよう、日々邁進している。そんな彼女に、チームの結束力を高める秘訣を伺った。

お客様の気持ちを汲み取ることの難しさ

早速ですが、スタイリストという仕事を意識したキッカケを教えてください。

伊東香里さん(以下伊東):叔母が美容師だったこともあり、幼い頃からこの職業を身近に感じていたんです。祖母からも『手に職をつけないさい』と言われていましたから。自然とスタイリストの道を歩むべく、専門学校に進学しました。

卒業後はこちらのサロンに?

伊東:はい、卒業してからずっとアピッシュです。私たちがアシスタントだった時代には、系列の各店舗で研修を受けました。どの店舗でデビューするのが一番伸びるかを店長や幹部に見極めてもらうためです。それぞれのエリアでお客さまが求めているものが違うので、色々な店舗を回るのはとても勉強になりました。

では、伊東さんならではのお客さまの心を掴む秘訣はありますか?

伊東:お客様になるべく共感するということでしょうか。こちらが主導権を握るのではなく、できるだけお客様の気持ちに寄り添って、好みのヘアスタイルを一緒に考えながら作っていくという。自分が求めるスタイルを上手く説明できないお客様もいらっしゃいますので、そんな方には少しずつ会話の中で希望を聞きながら、理想の形に近づけていきます。

新たなステージに進むため店長に

伊東さんはスタイリストデビューをされてから半年後、銀座店へ移られたとのことですが、店長として働くようになったのはいつ頃からですか。

伊東:スタイリストとしてデビューしてからわずか1年半後でした。前任の店長がマネージャーに昇進する時期が重なって、店長をやってみないかというお話を頂きました。最初は自信がなかったので断ろうかと思っていたのですが、じっくり考えた後にやっぱりやってみようと思い引き受けました。

重要なポジションなだけに迷いますよね。どのように不安を払拭しましたか。

伊東:やはり店長という次のステップに進むことで、スタイリスト時代とは見える景色が違うだろうと感じたことが主な理由。スタイリストの立ち位置でいくら背伸びをしても見えない世界もあって、店長になることで初めて見えてくるものがあり、人として成長できるのではないかと思いました。

店長就任後、どのような心構えでスタッフに接していますか。

伊東:私は元々みんなを引っ張っていくタイプではないので、上から目線ではなくスタッフみんなで楽しくサロンをやっていこうと思っています。時には店長として上からどんどん引っ張って欲しいと要求されることもありますが、みんなが楽しく働ける環境を作るのがやっぱり大事なのではと。それなら私にもできると感じ、日々心がけています。

スタッフの士気を高めるような工夫はされていますか?

伊東:話をじっくり聞くことです。スタッフから声をかけられて話を聞いたり、私から声をかけたりすることもあります。話を聞いていて全ての要望を叶えることが難しかったり『それは違う』と感じたりしたら相手にきちんと伝えますが、なるべくスタッフの要望は聞くよう努めていますね。

アピッシュ シェリは、女性スタッフのみのサロンというのが大きな特長であり強みと感じます。現場の雰囲気を円滑にする上で気をつけていることはありますか?

伊東:女性だけだからこそ、言いたいことは陰で言わずにはっきりと言い合えるような空気づくりを心がけています。また、ミーティングの際にも一人ひとりがしっかりと発言して、人前でも自分の意見を話せるよう成長してほしいですね。

毎回のミーティングで話すテーマは設定しているのですか?

伊東:朝・夕礼は良かったことや反省点などを伝えあう短めのものですが、長めのミーティングとなるとシーンとした重たい空気になったり発言しづらい雰囲気になったりしないよう、何気ない会話を挟んでいくこともありますね。全てにおいてそうですが、私の役割は雰囲気づくりに徹することだと感じています。

スタッフの“得意”を伸ばして集客を

以前、ブログでファッション×ヘア企画が展開されていましたが、ほかのサロンではあまり行っていない面白い取り組みですよね。

伊東:髪にまつわる豆知識や、サロンの年間スケジュールを手描き新聞という形でお客様にご紹介していますね。絵を描くのが得意なスタッフが中心となって、月に1度のペースで発行しています。過去にはブログで「ファッション×ヘアスタイル」というテーマでスタイリングをご紹介する企画もありました。お客様が飽きないような工夫は、スタッフ発信で積極的に行ってくれています。

イラストもあって可愛いですね。ブログもリレーのように順番に書いたりと、役割分担がしっかりされている印象を受けました。文章の書き方や写真の撮り方などは皆さんで研究しているのですか?

伊東:スタイル写真は『こうした方が綺麗に見える』といった撮り方を共有し合っていますが、ブログに関しては自由。なるべく美容ネタを盛り込んで、それ以外の部分は本人の個性を存分に出してもらっています。

理想的なリーダーですね。因みに、伊東さんは現在店長としてご活躍されていますが、師のような存在の方はいらっしゃったのでしょうか?

伊東:前任の店長である青木です。私のベースを作ってくれた人物であり、店長としての姿勢を背中で見せてくれました。腹を割って自分の意見を伝える方で、常に後輩と向き合い、絶対に逃げないということを教わりました。

では最後に、スタイリストを目指している読者の方々へ向けてメッセージをお願いします。

伊東:これまで美容業界では長い下積み期間が当たり前でしたが、今では業界全体が短期間でアシスタントからスタイリストになれたり、モデルハントをSNSで集客して時間を節約をする分、技術向上に向き合える体制に変わってきています。ですので、あまり大変そうだと捉えずに気楽に考えて欲しいと思います。また、この仕事はいろいろなお客様とお話ができるので、会話を通してこれまで知らなかった様々な事を知ることができ、人生の幅も広がります。スタイリストのようにお客様の成人式や結婚式、お祝い事など人生の節目ごとに花を添えることができ、一生涯通して携われる仕事です。お客様の人生に寄り添い、さらには人として成長もできる素晴らしい仕事だと感じていますので、是非スタイリストを目指して頂けたらうれしいです。

伊東香里さんのプロフィール

スタイリスト情報

伊東香里
店長

サロン情報

サロン名:apish cherie【アピッシュ シェリ】
住所:東京都中央区銀座3-5-7 池田屋ビル5F

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