転職を経て見つけた理想の働き方と空間。2時間の癒しを提供するプライベートサロンの作り方とは【カノアネイル/オーナー toccoさん】 - tredina(トレディナ)

転職を経て見つけた理想の働き方と空間。2時間の癒しを提供するプライベートサロンの作り方とは【カノアネイル/オーナー toccoさん】

転職を経て見つけた理想の働き方と空間。2時間の癒しを提供するプライベートサロンの作り方とは【カノアネイル/オーナー toccoさん】

サロンワークをはじめ、幅広く活躍されている美容従事者の中から女性ならではの『仕事にまつわる考え方』と、『キャリア形成』についてインタビューレポート。今回のゲストは、西麻布「カノアネイル」のオーナー、toccoさん。個人サロンの経営で見えてきたお客様との信頼関係の築き方とタイムマネジメントのコツとは。

常夏を思わせる大きなパラソルに温かみのあるアロマ、そしてギャラリーのようなネイルチップ。空間づくりからクライアントに提案するデザインまで、多くのこだわりが散りばめられているカノアネイル。ハワイ語で“自由”を意味するこの落ち着いた空間に辿り着くまでの道のりについて、オーナーのtoccoさんに伺いました。

非日常を味わえる空間づくり

一歩足を踏み入れた瞬間、南国に来たかのような雰囲気ですね。

toccoさん(以下tocco):プライベートサロンなので、ここにいらしている約2時間はせめて現実を忘れてリラックスして頂きたいんです。実は、ネイリストになる前はブライダルの仕事をしていたこともあり、ハワイは思い入れのある場所。挙式会場やランドマークを常にチェックしていましたからね。

では、一度はオフィスワークを経験されてからのキャリアチェンジということでしょうか。

tocco:はい、最初はアパレル関連の仕事をしていましたが、その後は人の幸せに携わるブライダル業界に転職。とてもやりがいのある日々でしたが、20代後半に差し掛かったときに体力面でこの先ずっと続けられるのかなと不安になって。大好きなファッション、そして女性の笑顔を見たい、そして長く続けられる職種。この3つの要素を考えたときに辿り着いたのがネイリストという仕事だったんです。

では、仕事とネイルスクールを掛け持ちされて?

tocco:1年ほどスクールに通いつつ検定にも受かった頃、スクールに併設していたサロンに声をかけられてそのタイミングで転職。でも、そこで務めた最初の2年半もそれなりに大変でしたね……!

どのような苦労があったのでしょうか。

tocco:転職してから気づいたのですが、先生含め、スタッフが皆私より年下なんですよね。だから体力と考え方がまず違う(笑)。『一週間寝なくても大丈夫だよね』といったスパルタでしたので、必死に練習しました。でも、その一方で先生はとてもオーラのある方で、技術力も圧倒的に高い。色んなことを吸収できたのは本当に良かった。

“プレ独立”でサロンオーナーへの足場を固める

そこから独立されたのでしょうか。

tocoo:いえ、まずは知り合いのネイリストさんから共同経営者としてお声がけを頂いたことがきっかけ。さらにその後、西麻布の飲食店のスペースに「カノアネイル」をオープンさせました。さらに、そこの店舗がクローズするのを機に今の場所へ移転しました。

移転のときに再び西麻布を選んだ理由は?

tocoo:実は、表参道周辺にエリアチェンジしようかとも思いました。けれども、リピーターのお客様が『行かないで』と呼び止めてくださいました。正直、固定費も高めですし、初めてのサロン経営ということもあり、内心不安だったのも事実。でも、このエリアはネイルサロンが少ないからこそチャンスですし、何よりも来て下さるお客様は大切にしようと思い、ここでスタートを切りました。

では、初めての完全プライベートサロンをオープンするにあたって心がけたことはありますか?

tecco:前述の通り、“アートが大好きだからネイリストになりたい!”とは思っていませんでした。でも、個人で仕事をするようになってからはその気持ちを180度変え、逆に苦手だったアートのスキルに磨きをかけました。

ファッションやモチーフ、海外の景色など、バリエーション豊かですよね。

tocco:エリアの特性上、アートをされる方は少ないのですが、ギャラリーとして見て下されば良いかなと。今は出来なくとも、いつか旅行や特別なときに挑戦してみようとか、何か楽しい空想を膨らませる時間になればと。その方が、次はどんな新作が揃っているかなと、お客様も通う楽しみが生まれると思うんです。

どのデザインも細やかですね! SNSにも映えそうです。

tocco:インスタグラムやブログは集客のツールというよりも、お客様が自分のネイルとメッセージがアップされていたら喜ばれるのでは? と思い、掲載しているんです。デザインは、ファッション誌やランウェイからインスパイアを受けていますが、最近は絵画や壁紙、海外のタイルとか建築物を参考にしています。

色々なデザインに挑戦されているのですね。

tocoo:特にスペイン、ヨーロッパの色の使い方は斬新。組み合わせや配色バランスの参考にしています。私としては『このアートやってください』と他店のアートを見せて頂くよりも、『カノアネイルのこのデザインがしたい!』と言って下さるお客様が1人でも増えるように心がけてデザインを考えています。

ネイルで魅せられる表現の可能性

因みにオフはどのように過ごしているのでしょうか。

tocco:個人サロンだと自由が利くイメージでしたが、むしろオフは減ったかもしれません。経営しているからこそ、ショッピングをしていても『あっこのモチーフ、ネイルに応用できないかな』と、常に仕事のスイッチが入ってしまう状態ですね。でも、その代わり自宅には仕事を持ち帰りません。帰宅したらすぐウサギとの癒しタイムに突入します!

オーナーであり、さらには場所を選ばない仕事だからこそ、将来は大好きなハワイに移住ということもあるのでしょうか…!?

tocco:ハワイもお仕事の機会があれば行けたらいいですね。でも、目下の夢としては、磨き上げたアートの技術を生かして、ギャラリーを開きたいですね。アートとしての位置づけのネイルを、広く知って貰いたいですし、小さなネイルチップでもさまざまなことを表現できるということを実証したいです。

では、最後にプライベートサロンの経営を目指されているネイリストさんにメッセージをお願いします。

tocco:プライベートサロンにおいて大切なことは“お客様との信頼関係”に尽きると思います。そのためにも好みのテイストや前回のデザインを覚えておいたり、『今こういう気分かな』とお客様の気持ちを察した上で提案したりすることも大切。また、プライベートな空間なので、心置きなく何でもお話できるのも魅力と感じている方もいらっしゃいます。ですので、会話を覚えておくことも重要ですね。そういった一つひとつの積み重ねが、くつろげる空間としてお客様に共感していただけるのだと思います。

toccoさんのプロフィール

スタイリスト情報

tocco
オーナー
https://tredina.com/user/tocco/

サロン情報

サロン名:カノアネイル【Kanoanail】
住所:東京都港区西麻布

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